いぬころびとのざれごと

犬ころのごとく生きる男が弄り徘徊しながら発する言葉。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

またまた 詩をかく

同心円 今朝、小雨のなかを 歩いていた 真っ直ぐに続く道と 等間隔の街路樹と 蟻の行列のような通勤者を眺めながら 歩いていた 歩道の水たまりに 雨が落ちている 同心円が いくつも いくつも できては消え できては消えて いる どれも どれも 正確な円を描い…