いぬころびとのざれごと

犬ころのごとく生きる男が弄り徘徊しながら発する言葉。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「おろそかにしない」ということについて

禅に「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」という言葉があるそうな。 お茶をいただくときには、お茶を飲むことのみに集中し、ご飯をいただくときには、ご飯をいただくことのみに集中する、と。 で、先日、お昼ご飯のときにこの言葉をふいに思い出して、ただ「食べ…

男は黙って、黒ビール!

サッポロビールじゃないかって?いや、黒ビールが好きなので、つい。。。 麒麟ビールでも、ハイネケンでも、バドワイザーでもいいわけですが。。。 要は、本当に口に出して言わなきゃならないことって、ほとんどないのでは????と、かように思う今日この…

おかんの毛

「おかんの毛」、もとい「五観の偈(ごかんのげ)」。 これは、私が食事の前に心の中で唱えていることばです(しばしば忘れますが)。 禅宗の修行僧が食事のときに唱えるものだそうな。 「五観の偈」 一つには功の多少を計り彼(か)の来処を量る。 目の前の…

日常のにおい

昨日は午前中ずっと家にいたので、午後は散歩に出た。 見慣れた風景がだらだらとつづく。休日の午後の物憂い匂いがする。でも、この「休日の午後の物憂い匂い」とはなんだろう? と、そんな「匂い」に塗れながら、美しいような、見窄らしいような、哀しいよ…