いぬころびとのざれごと

犬ころのごとく生きる男が弄り徘徊しながら発する言葉。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

詩をつくってみた 「幼稚なわたし」 

幼稚なわたし わたしは 幼稚です むずかしいことは わかりません でも だれか 教えてください 人のいのちよりも 大切なものが この世に あるのですか わたしは 幼稚だから ほんとうに わからないのです どなたか おしえてください 泣きながら雪を集める少女

詩をつくってみた 「眠るひと」

眠るひと 寒いさむい 雪のあさ 電車のなかの ねむる人 頭(こうべ)をたれて 前髪で顔をおおい つかれはてた けもののように ただひたすらに 眠っている どんな夢をみているのだろう とおいとおい 森のゆめ 遠いとおいとおい 海のゆめ みんなみんな ゆめのな…

詩をつくってみた 「階段」

階段 うら階段を 降りてゆく とんとんと 降りてゆく からんからんと 降りてゆく ぐんぐんと 降りてゆく うら階段を 降りてゆく 深く深く 降りてゆく かなしみも せつなさも かなぐり捨てて 降りてゆく 昨日みた夕日も 雨上がりのそらに浮かぶ虹も忘れて 降り…

「グレる」について、自堕落に考察する

わたしは、世間からみればそんなに「グレて」はいないように見えるかもしれない。 が、こころの中では相当に「グレまくって」いる。そんなことを書いても、「勝手にグレてろや!」と言われるまでだが、しょうもないことを書きたいのだから困ったものである。…