いぬころびとのざれごと

犬ころのごとく生きる男が弄り徘徊しながら発する言葉。

久々に、詩をかく

音楽(おと)

 

今朝は 音楽の はいってくる日
こころのなかに 小川が流れている
その小川のおとと一緒に 音楽が流れている

静脈 動脈 その他のあらゆる器官を そよ風のように揺らして
ゆらゆらと揺らして 音楽が入ってくる
私のからだと音楽は しずかに 
とてもしずかに はなしをしている

限られた時が 永遠のものとなり
その永遠なる色をも 曖昧にして
いま わたしは
音楽と はなしをしている